雹の被害に遭われた方へ
最新雹害リペア情報はこちら・・・ブログ記事よりご確認ください!
2024年11月13日現在・・当店は店頭対応及び電話&メール対応
を含めデントリペアに於いても全て一人で責任を持って施工しています。
通常のエクボ等のリペアやガラスリペアも私一人で施工しています。
そのため今回のような広範囲の雹被害等の対応には限界があります<m(__)m>
また全てのへこみがデントリペア出来る場合に於いては当店にて
お預かりして保険対応含めて対応しておりますが現実問題としてリペアのみでは
修復出来ない車両も多くなっています。
その際は例えばボンネット等は鈑金又は交換といったケースとなり当店のみでは
なく提携鈑金工場との連携が必要となります。
台数が多いため被害が酷い車両で鈑金(交換)が必要な車両に於いては現時点で
の受付をストップしている状態となります。
現在業者間で連携した雹害チームが各地域で活躍されています(SNS等で積極的
に発信されています)のでお急ぎの方に於いてはそちらにご相談されることを
お勧めいたします。
当店で現在対応可能なのはデントリペアで全て対応可能な車両となります。
(へこみ数が多く目安5日間以上のお預かりが必要な車両を除きます)
5日間程度以内のお預かりにて対応可能な車両については被害状況を確認後に
リペアの可否及び可能な場合は概算のお見積りをお伝えした後に
予定を組んでの対応となります(日時のご予約の上ご来店くださいませ)。
極軽症(へこみが数か所程度)の場合は通常営業内でのリペアが可能
なケースもあります。例えばボンネットのみや目立つ箇所のみ予算内で
相談したいといったご要望にも出来る範囲で対応しています。
一台一台被害状況及び保険の有無等違いますので事前にしっかりご相談いただいた
上で対応可能か否か含めてベストな方法をご提案出来ればと思っています。
2024年10月4日現在・・引き続きたくさんのご相談をいただいている
状態ではありますが当面の間、ルーフを含めた全体に被害が及んだ車両に
ついては一部を除き(ルーフ内張りの脱着が伴わない数か所でプーリング法
が適用可能な場合等)保険対応含めてお見積りも含めて受付をストップ
しています<m(__)m> 比較的軽症(ボンネットのみ等)のケースのみ
通常営業内にてエクボやドアパンチと同様に受付しています。
またフロントガラスのリペアについても対応しています。
(ご希望の日時でのご予約が取り難い状況となります<m(__)m>)
2024年9月20日現在・・9月19日に八王子市にてかなりの雹被害が出ている
模様です。当店でも既にたくさんのお問い合わせをただいておりますが
未だ昨年の雹被害に対応中のため雹害その他のリペアに於いても
一日で完了出来るレベルでしたら通常通り対応可能ですが
日を跨いでのお預かりは不可となっております
(見積もりのみ等でも受付は停止しています<m(__)m>)。
2023年8月6日現在・・現在当店に於いても群馬県にお住まいの方を中心に
たくさんのご相談&施工のご予約をいただいております。現時点でデントリペア
のみで対応可能な車両は2か月程度の待ち状況となりますがボンネット等の
交換が必要な場合は提携鈑金工場への入庫予定もあるため現在半年以上
お待ちいただく状況になっております<m(__)m>
*2023年6月、7月北関東地方に於いて多数の雹被害が発生しています。
*被害が軽い場合等は雹害車だから○○万円~ではなく通常のリペア見積もりにて対応いたします。
*ボンネットのみ、ルーフのみ、または目立つへこみのみ・・・といったご希望にも対応いたします。
*車両保険にももちろん対応可能です。例えば被害が重度の場合等、ボンネットは交換、ルーフはリペア
といった板金塗装も併用した修理にも提携工場との連携にて対応いたします。
*車両保険にて”代車特約”が設定されていない場合でも当店にて無料の代車がありますのでご安心くださいませ。
(保険ご利用の場合は即日対応は不可、最短3日~1、2週間程度のお預かりとなります)
*その他、出来る限り柔軟に対応いたします。
*2022年6月3・4日に埼玉県、群馬県を中心に広範囲に於いて多数の雹被害が発生しております。
*2021年7月11日に東京都心及び関東広範囲に於いて多数の雹被害が発生しております。
*2019年5月4日に東京・神奈川各地に於いて多数の雹被害が発生しております。
*2017年7月18日東京都内各地に於いても多数の雹被害が発生しております。
*2017年6月16日に八王子市に雹被害が多数出ております、
最新雹害リペア情報はこちら・・・ブログ記事よりご確認ください!
デントリペアという修復方法は元々雹害の多いアメリカで発達した技術です。
現在の日本ではデントリペアで充分に直るものまで一般的な板金塗装や部品交換(ルーフ交換等は切り取って溶接までします)が行われてしまっているのが現状です。
(これは通常のドアパンチ等でも同様のことが言えますね・・・本当に残念です)
もちろんそれらを否定しているのではなく要するに使い分けが大事なんです。
デントリペアで直るものは絶対にデントリペアで!今後間違いなく常識になると確信しています。
まずはお気軽にご相談くださいませ(車両保険を適用しての修理ももちろん対応しています)
雹(ひょう)害車の修理レポート(マツダデミオ編・・・うちの大事な常連様でした)
それは7月11日の日曜日の昼頃でした・・・携帯電話が鳴り出ると
お客様:「もしもし○○ですけど〜」
私 :「あ〜毎度どうも〜、どうされました?」
お客様:「今、桜木町なんですけど、ひょ、ひょうが〜〜、
いやあ〜,○×▲※△?★〜〜(T_T)
私 :「もしもし?○○さん?大丈夫??〜〜」 という出来事があり、その日の夜早速お見積りに来られました^_^;
というわけでお見積り後、後日入庫と相成りました。
まずはボンネットからチェックしていきましょう!
雹が降って すぐにパーキングに逃げ込んだこともあり幸いにも比較的軽症で済んでいます。合計25個ありました。
次にルーフです。こちらはピラー部にもいくつか損傷あり。柔らかい所と硬い所でへこみの入り方がやはり違いますね。
明らかに目に見えるへこみの他にも損傷を受けていますねえ・・・こちらは合計82箇所。今回幸いにも側面は全く無傷でした。
ということでボンネットとルーフで合計107箇所のリペアです。
さ〜て、やりますか〜!!(^^)
じゃあ、ボンネットを開けてみましょう。ほとんどの
車種はインシュレーターが裏についていますのでそれを外すと?
は〜い、こんなんなってます〜。ってほとんど骨だらけですね。
しかも先端が広範囲で鉄板2重です^_^;。でも大丈夫!
骨の中は細いツールを使用、2重の所は表面から引っ張ります。
がんばりましょー!!
まずはボンネットが開いた状態でがっちり固定します。
骨にかかってないへこみはこのようにフックをかけて支点を作りデントツールでプッシュしていきます。
どんなに数が多くても当たり前ですが一個づつ丁寧に上げていきます。
結構根気いりますよ〜〜(^^)
骨の中はこのようにクリップの穴や隙間を利用してリペアしていきます。
完全に袋になっている場所は見えない所にツールの通る穴を開けてリペアする場合もあります。
(穴あけの可能性がある時はお客様のご了承 を得ています。)
次はルーフです。もともと雹害の多いアメリカで発達したデントリペアですからルーフのデントはお得意です!
ルーフ(天井)のリペアは内張りを外す作業からですね。
こちらも強度を維持するため骨が数本あります、また遮音等のためのスポンジシートやウレタン等が貼り付けられています。
そのままリペアする時もありますが一部剥がしてからリペアする場合もあります。(もちろん、リペア後は元に戻します)
リペアの方法は基本的にボンネットと一緒です。
支点を作りデントツールでひたすらリペア、骨の中は細いツールでリペアします。ちょうどこのくらいの段階が無口になりリペアロボットと化している頃です…
ほとんどが裏からリペア出来るのですがどうしてもツールが入らない場所があるのも事実です。
(ピラーの一部等がこれに該当します)
これは何?水道の蛇口?って感じですがこれがデントールと言われる表面から引っ張る道具です。ヒートガンで鉄板を暖めて接着させます。真ん中の穴にスライディングハンマーをセットして調整しながら引き出します。その後ハンマーとポンチを使用して微調整していきます。(ポンチング技術が結構難しいんです)
また今ではこのデントールの他にも引き出す道具があります。プーリングに関してはこちらにて詳しく解説しています!またわかりやすい施工例はこちらです。
さあ、リペア完了です!
最後にもう一度チェックしてから内張りを戻します。
(内張り戻してから一個でも残ってたらショックですからねえ・・・)
ボンネットも完了です!
映りこみも綺麗ですねえ・・・心配していた先端部分もうまくあがりました。
全て完了して洗車をして終了です。
オーナー様のお迎えをお待ちしていま〜す!
今回は比較的軽症ということもあり(とはいっても100箇所以上ですが)側面の被害はありませんでした。お仕事帰りにお預かりして当日夜及び翌日作業、翌々日の朝ご出勤前でのお渡しが可能でした。雹害の場合は被害状況がまちまちなので一度お越しいただいた上でご相談いただければと思います。デントリペアのみでの対応はもちろん、交換、板金を伴う場合でも提携工場との連携を密に取り対応しています。
(ルーフのみでもデントリペアでの修復をおすすめします)