嫌らしい~場所&やばすぎる?深さ(>_
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- 2015年03月27日
- デントリペア
川崎市より・・・フィアットアバルト595のオーナー様がご来店です。ちょっとしたアクシデントでドア上部に傷を伴う僅かなへこみが出来てしまったとのこと。
確かに1センチほどの小さなへこみですが?・・・何せ?場所が悪い(>_<) ツールアクセスを試みるもやはり袋構造のため入りません。このように工具アクセスが出来ない場合には表から引っ張る”プーリングツール”という手もあるのですが?
ご覧のように塗装剥がれがあるため残念ながらプーリングではかなりの確立で更なる塗装剥がれに繋がるリスクがあるため使えません(;_:) っということで内張りを外して色んな角度からツールが入りそうなポイントを探りました。
そして?ありました~~、僅かなアクセスポイント!
んで!?届きましたのでリペア完了です・・・この傷も直すとなるとやはり板金塗装しか術はありませんが、先日ご紹介したアバルトもそうですがこれで塗りなおすのは勿体無いです。オーナー様も以前板金塗装に携わっていたそうで全く同様の価値観をお持ちでした。
あとはオーナー様のタッチアップの腕にお任せです(^^♪
こちらは・・・町田市より日産スカイラインのオーナー様、3年ぶり2回目のリピーター様です。
こちらもアクシデントによるフロントフェンダーのへこみなんですが??
拝見した瞬間・・・”ゲゲ(;_:) コノ、フカサハ、ギガヤバス・・”←っとしょこたん風に言ってみました(爆)
デントリペアの基本は伸びた鉄板を点で絞っていくのですが・・・絞れる限界ってものがあります。正直ここまで一点集中の深さですと絞りきることが出来ずに無理をすると塗装割れや逆に鉄板を伸ばしてしまい張りを保てず修正不可能となるため条件次第ではお請けしないことも多々あるケースです。今回もオーナー様とじっくりお話させていただいた上で・・・もちろん作業中の塗装割れ等が発生した場合には板金塗装に切り替えることも視野に入れての作業となりました。
中心の深い部分・・・完全に潰れていて塗装の色も変わってしまってますね(ーー;) この場合はうまくリペア出来たとしても痕跡が残りますのでオーナー様が何を求めるかでデントリペアor板金塗装の判断がわかれますね。
っと言ってもなんだかんだでお引き受けしたからにはお役に立ちたいもの・・・過去に再塗装をされているとのこともあり作業は慎重に慎重を重ねて、塗装が割れたら”はい、終了~~”ですから(>_<)
ふぅ~~、何とかここまで。中心の塗装潰れは敢えて残すことで周囲との違和感をなくします・・・これを無理に出そうとすると塗装割れや全体のバランスが崩れてしまいますのでぎりぎりの判断です。目を凝らせば痕跡はわかりますが肝心なのはオーナー様に喜んでいただくこと!
合格~~、とっても喜んでいただけましたよ(^O^)/
しかし何故にこんなへこみが出来てしまったのか?
今回オーナー様がみんカラブログにてご紹介いただいていますのでご覧くださいね(こちらの1枚目のお写真もその深さのギガやばさがわかりますよ^_^;)