僅かな変化に全神経を注ぐべし
- 投稿者:
- 2015年04月28日
- デントリペア
神奈川県伊勢原市より・・・日産スカイラインクロスオーバーのオーナー様がご来店です。以前お友達と一緒に当店にお越しいただいたことがあるとのことでその際にもしものことがあったら相談しようと思ってくれていたそうです!ほんと有難い限りですね。
んで今回ご相談いただいたのがこちらのへこみ。
ドア下部のプレスラインにちょっときついへこみですね( 一一) 上下に歪みも及んでいます・・・この場所にこの深さですとしっかりとツールアクセスさせて力を伝えたいものです。作業姿勢もちと辛いので何とか短時間で仕上げたいんですよね~(^-^;
とは言え一気に変化させるわけにもいきませんのでここは”急がばまわれ!?”の精神で集中集中~。
あれ?へこみが直ったらピントが合わず(言い訳です・・)でも綺麗にリペア完了です!
小さな点傷があったのでそこがリペア箇所・・・ですが誰が見てもまさかここにへこみがあったなんてわからない仕上がりになっていますよ(^^♪
こちらは世田谷区よりお越しいただたVWゴルフⅦGTIのオーナー様。
なんですが??ご相談いただいたのはへこみ?というかドア下部の折れ!?
場所は助手製ドア後方の下部・・・ぶつけられたというよりも同乗者がドアを開けた際に何かにぶつけてしまったのか?・・・でも全くそんな記憶もないとのことですから気持ち悪いですが・・・
このままにしておいたらもっと気持ち悪いですよね~~(=_=)
反対側から・・・角が内側に折れた際に山折れ部分も出来てしまってます。オーナー様、最初は力ずくで戻そうと考えたそうですがきっと”今以上に酷くするに違いない!”と踏みとどまったそうです。
良かったですね~~、それが正解です!見た目簡単そうでも相手は鉄・・・力が弱いと変化せず、そして強すぎると一気に変化し過ぎて取り返しがつかなくなることもありますので( 一一)
ドアエッジの縁折れのリペアはたまにご依頼がありますがリペアする際にはとにかく慎重に作業しないとプロでも失敗したらリカバリー不可能になりますので全神経を研ぎ澄ませての集中作業です。
メインは裏からの叩き作業となりますが同時に表面の山折れ部分の叩きに加えて裏からのプッシュ(ツールが入る部分は・・)とそして今回は?
ピンポイントでパネルを膨張させる最新IHツールも併用しての作業でした。
っと今日のブログはかなりマニアックな内容になってますが見てくださってる方は大丈夫でしょうか?(^-^;
まあ、結果的に綺麗に直ってオーナー様に喜んでいただければOKなんですけどね(^_-)-☆ 山折れしてた場所がステッカー部分ですのでどうしてもポンチで叩いた跡が残っています・・・ただしオーナー様より近日中にステッカーは貼り替える予定があるとのことでしたのでもちろん了承済みの作業です。
もうオーナー様の喜びようといたらそれはもう!!その姿を見て私も超幸せな気分にさせてもらえました~~。。。
オーナー様はデントリペア初体験・・・っていうか今回のケースは超レアなので事前説明も長めにしっかりとさせていただきました。O様、次回は普通のエクボのリペアでお待ちしておりますね。