練馬区より・・・日産マーチ12SRのオーナー様がご来店です。

とても大切に乗られているのがその外観からも伝わってきますね～、ご相談いただいたのはルーフ後方のこのへこみ・・・

深いですね・・・何かの角が当たったような鋭いへこみですので中心は少し伸びがあり点傷も付いてしまっています( 一一)

この位の深さになるとリペアそのものの難易度も高くなります、また一見同じように見えるへこみでも、車種によるパネルの性質やへこみの位置(パネルに対しての）によっても感触が異なり、その他にもツールアクセス等の条件によっても難易度は変わりますので、テクニック（技術）に加えて経験値も求められるケースと言えます。

リペア後・・・中心の点傷だけを綺麗に！？残して歪みも除去して完了となります。対象となるへこみの深さの限界を見極めてデントリペアの基本である”点での絞り”がとても大切ですがこの精度が低いと絞るつもりが鉄板を逆に伸ばしてしまい取り返しのつかない事態に陥ります（ほんとです・・・怖いですね～～）。

ちなみにこの型のマーチですがルーフの内張りが接着剤で貼り付いているためへこみの場所によっては剥がさないとリペア出来ないのですが、一旦剥がすと基本的に再利用が出来ないため（どうしても皺や折れが出来てしまいます・・）通常は交換前提でのお見積りになりますが、今回はへこみの場所から考えて一部脱着して隙間を作って何とかツールアクセスさせることが出来ました！このことで結果的にはリペア代のみでの作業となったのでオーナー様にとってもお財布に優しく、そして何よりもその仕上がりに於いてデントリペアのメリットを実感していただけました(^^♪

こちらは神奈川県大和市より・・・VWup!のオーナー様、お仕事帰りでのご来店でしょうか？当店営業時間の19時までにお越し頂ければ基本的にその後の作業も可能です<m(__)m>

ご相談いただいたのはこちら・・・リヤドアに2センチ程のドアパンチ跡ですね、へこみそのものは全く問題なくデントリペアがベストなへこみ、なんですが！？

これですね～、場所が悪い( 一一)

裏を見てもらうとわかるのですがリヤドアの前縁は隙間がなく工具アクセスが厳しくなります。さらにこの高さですがちょうどサイドインパクトビームの付け根があってこれまた悩みの種・・ツールアクセスは？ガラスが下がらないタイプなので内張りを外して確認、内部の僅かな隙間から薄いデントツール何とか届かせて～～？

無事リペア完了！！オーナー様にはツールアクセスの心配も含めて、万が一ツールが入らない場合には表から引き出すプーリング法も提案しつつ、それでもプーリング法の場合はどんなに条件が良くても事前説明として必ず塗装剥がれ等のリスクもさせていただくので”リペア完了”のご報告をさせていただくまでは不安な面もあったかと思います(^-^;

お客様の大切な愛車ですから・・・短時間とはいえ大きな責任をもってお預かり、そしてリペアを託されたならばしっかりそのご期待にお応えすることが使命！今日も車好きのオーナー様に喜んでいただけて私も幸せです。。。(^^)/