神奈川県大和市より・・・マツダRX-8のオーナー様がお仕事帰りにご来店です、昨年8月以来2回目のリピーター様となります<m(__)m>

助手席ドアのプレスライン上にドアパンチ跡・・・少し強く当てられているようで上下に歪みも広がっていました。

上部の盛り上がりをフラットに、そして下に伸びた浅い縦筋状のへこみですが裏には補強があるのでそれに適したデントツールで・・・肝心のプレスライン部分は裏に補強もないので太いデントツールでしっかりと力を伝えてリペアしました。

このようなプレスライン上の深いへこみでも、最適なデントツールで梃（てこ）の原理を最大限利用することで小さな力で大きなパワーを発揮！結果的に無駄なく短時間で綺麗にリペアすることが可能となります(^^♪

が？しかし！？・・・

世田谷区よりお越しいただいたアウディA4のオーナー様からご相談いただいたのがこちらのリヤドア下部のへこみ・・・うわぁ～、この場所にこの深さはやばいです！？先ほどのへこみも決して簡単ではないのですが”深さはもとよりツールアクセス等”も正直難易度は比べものになりません(T_T)

プレスラインが完全に陥没してますね、ドアパンチにしては随分と下ですから原因は違うのかな？オーナー様もいつの間にかこうなってた、とのことでした。

塗装面にもダメージがあるのでリペア中に割れないように暖めながらの作業となりますが、作業スタートしてからはしばらくはほとんど変化せず( 一一)　このようなリペアは心が折れたら負けとなります(^-^;

ひたすら集中すること3時間強・・・深い部分の傷は残りますが鋭角なラインは綺麗に出てくれました。また周囲のボディラインも複雑なので出来る限り違和感のないように自然に仕上げました。

デントリペアは梃の原理を利用して直す技術ではありますが、さすがにこのようなリペアは”梃”？？って何？っと言うくらい”力”も必要とされるケースです。

ふぅ～～、久々に大汗かいちゃいましたよ・・・でもオーナー様にとっても喜んでいただけたので頑張った甲斐があったってもんです(-。-)y-゜゜゜

しかし初体験のデントリペアがこのへこみはちと辛いなぁ～～、K様・・・次回は普通の可愛い”エクボ”でのご来店お待ちしております。。。(´・ω・`)