限りなく元に戻します!
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- 2015年12月27日
- ご挨拶 その他 デントリペア
静岡県袋井市より・・・トヨタハイエースのオーナー様がご来店です。大型連休ともなると帰省される際にお立ち寄りいただいたりする方も多くなるのですが、わざわざ当店にお越しいただく方もいらっしゃって、私・・・大変恐縮してしまいます(´・ω・`)
ご相談いただいたのはまずこちら・・・フロントドアとスライドドアに挟まれたパネルに出来た深いへこみです。この場所ですが内部が複雑な構造のためツールアクセス出来ない箇所も多々あり・・・どうしてもツールアクセスが出来なければ表から引き出す”プーリング法”も視野に入れてのケースですが、深いへこみなので出来れば裏から押したいというのが正直な気持ちです(;_;)
反対側から・・・筋状の折れもありますので単に押すだけではこの縦筋がくっきり残ってしまいます、またプーリングでも深い筋に苦労しそうです・・・ですから何としてでもしっかりと力が伝わるようなツールでリペアしたいんです。
っと難しいことを長々と語ってしまいましたが・・・今回は側面のスライドドアのキャッチ部を外して内部の2重構造の隙間を見つけて無事にツールが届きました!それでも深い折れ筋を出すにはパネルの張りも強く少し時間がかかりましたが、最終的には塗装肌レベルまで再現いたしました。
こちらは運転席側の同じパネル・・・へこみの位置はさらに下部でしたが同様のアクセスポイントから、これまたデントツールを巧みに操り(自分で言います!😎)・・・
しっかり塗装肌レベルでの復元完了!オーナー様にも”全然わからない~”っと喜んでいただけました!
こちらはお預かり車両のドアのリペア・・・やはり深いへこみですね、先程と同じ位の深さですが磨きでは消えない(無理に消してはいけない・・)傷がありますのでお客様に”全然わからない~~”っと言わせられないのが悔しいんですが( 一一)
いかがでしょう?出来る限り傷が塗装肌に馴染むように調整しましたので至近距離で見ても違和感はありません。
正面から見たら確認出来る傷も、斜めから映り込みをみるとわからないレベルです!これならば板金塗装で塗り直すよりも費用対効果の面でも大きなアドバンテージとなります。
デントリペア本来の仕上がりでもある”塗装肌レベル”での復元にとことん拘ること、どんな小さなへこみでも自身の持てる技術を最大限発揮すること・・・そしてこのブログやHPでありのままを正確にお伝えすることでデントリペアのメリットもデメリットも知ってもらいたい・・・そんなことを常に考えながら責任を持ってこの素晴らしい技術、デントリペアと向き合っています。。。