ガラスリペアは跡が残るのです・・・しかし!?
- 投稿者:
- 2011年01月11日
- ガラスリペア
武蔵村山市よりお越しいただいたのは・・・数年前に雹害リペアをさせていただいたオーナー様、今回は高速走行中の飛び石傷のガラスリペアでのご来店です。
傷はガラス上部のミラーに近い場所・・・運転中にミラーを見る度に嫌でもこの傷が目に入ってきてしまいますね~(>_<) 何よりもこのままでは広がってしまうリスクも高く車検にも通らなくなってしまいます。
これは・・・真空引き(内部の空気を完全に抜かないとレジンが入る隙間がないのです)~レジン浸透後(ヒビの末端まで注入します)に強制的にレジンをがっちり硬化させる紫外線ランプ(360℃照射の優れもの・・・落として壊したら号泣ものです・・)、当店では信頼性の高いグラスウェルド社製の機材を使用しています(その分かなり高価です・・)。しかし・・・!?そんな優れた機材を使用しても絶対にリペアの痕跡が残るのがガラスリペアです。
リペア前はカメラのオートフォーカスが効きましたがリペア後は効かなくなるのでマニュアルフォーカス&マクロレンズでの撮影です(ガラスの上の埃まで写ってますね)・・・何故?ここまで写すのか?それはデントリペアと違い材料を使う限りそれは”修理”だということ(デントリペアは復元と言えます)、普通に撮ればリペア後はわからないかも知れませんがそれではやっぱり嫌(ーー;) 普段デントリペアをしているのでこの辺りは職業病かもしれませんね^_^;
もちろん条件やリペアの手順等によってリペア後の見栄えは変わります。しかし今出来ることをしっかりやれば充分にメリットのあるこのフロントガラスのリペア・・・最高の”修理”を常にお客様に提供出来るように最高の機材を使いこなすべく技術も磨く必要があるのですね。。。