ひたすら・・・へこみと向き合う仕事です(*^^)v
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- 2016年06月02日
- ご挨拶 その他 デントリペア
5月はGW期間中でしたのでご来店が集中していましたが、今月は平日ということもあり静かなスタートとなっております。それでも取引業者様からのご依頼に於いては年間通して大きな変動もなくこちらもほぼ毎日複数台のリペアをお任せいただいております<m(__)m>
ご来店がないので・・・たまには(^-^; 取引業者様からのお持込車両のデントリペアのご紹介といきましょう。
ドアに典型的なドアパンチ痕ですね・・・
プレスラインがリペア不可?と言うのはもうひと昔もふた昔のお話しです(^-^; 今では全国のほとんどの職人さんがこのレベルのプレスライン上のへこみは全く問題なく施工可能だと思います!(そうじゃないと困ります( 一一)・・)
ドアパネルの縁にかかるへこみですね・・・縁は鉄板が折り返してあり2重構造のため工具アクセスが出来ないポイントです( 一一)
それでも裏の環境次第ではここまでリペア可能なケースもあります。縁の折れ線は物理的に完全には消せませんがうまくぼかすことで違和感をなくしていきます。
これもよくあるケース、一見普通のへこみのようですが僅かに出っ張りもあります!?これはへこみの下部の裏にサイドインパクトビーム等の補強があり干渉しているのですね。
出っ張りは表から叩いて調整しますが、状況によっては内張りを外したりと作業時間が少し多めにかかることも多々あるケースです。最近の車はどんどん内部の構造も複雑になっているので私達もその進化に対応出来るよう勉強しなければなりません。
2か所ともに1センチに満たない本当に小さなへこみですが、これが決して侮れないへこみでもあります!?しっかりと芯のある深いへこみですので確実にピンポイントで裏から押し出さないと絶対に綺麗に直らないケースです(カー用品店等で売っている表から引っ張るDIYキットでは却って酷くしてしまうかと思います・・)。
私達プロだからこそ!綺麗に出来るリペア例と言っても良いでしょう(^^♪
軽自動車のドアパネル上部・・・これもなかなか厄介な事例です。ドア上部は一部の車種を除いてはほぼ裏が補強で覆われているためツールアクセスが厳しくなります。こちらも内張りを外して最下部から僅かな隙間を狙ってツールを差し入れてのリペアとなりました。
技術的な話になってしまいますが、単に裏から押すだけでは到底直らないへこみなので様々なリペア技術を駆使して仕上げていく必要があります。
これまたちょっと珍しいリペア例!?以前はここまでではなかったサンルーフ後方の角部分の歪みが目立ってきたとのことで微調整させていただきました。
この場所もツールアクセスは不可・・・また元から若干の歪みがある部分ですのでどれだけ違和感をなくすことが出来るか?がポイントとなります。ちなみにこれは表からの叩き作業(ポンチング及びブレンディング)にて解決です!
このように・・・私達デントリペアマンは日々様々なへこみと対峙しているのです( ^^) _U~~