エクボやドアパンチ等の小さなへこみにはデントリペアは他の修理法（板金塗装やパネル交換）に比べてメリットも多く条件が合えば跡形もなく綺麗に！そして費用もリーズナブルなことに加えて施工時間も基本的に即日（一カ所辺り数分から数時間）で済む・・・などと本当にいいこと尽くめではあります・・・が？？

そんなデントリペア・・・小さなへこみでも苦手或いはリペア不可(;_:)と判断せざるを得ないケースもございます（この見極めが本当に難しいのが一般的に認知されない要因のひとつとも言われています）。

っでもって！？このへこみ・・・何だかよくわからんですね(^-^;　全く映り込みのない背景の場所でへこみを真正面から撮影していますが、これですね！？私達プロから見ると”超～やばい”へこみなんですね。ちなみに車種は現行トヨタアルファードのスライドドア前方真ん中やや下部です（場所によって同じように見えるへこみでも難易度が全く変わってきます）。

作業用のライトを斜めから照らすとこんな感じです・・・深いですね、実はこの深さだけであればまだ見極めとしては”大丈夫です！”っと言えるのですが？今回はへこみの場所が悪いのです・・・いわゆる逆Rと言われる逆に反った部分の深いへこみのため一気に難易度アップ、非常に神経を遣うリペアとなりました。

今にも暴れそうな？鉄板を宥めつつ！？　一歩間違うと取り返しのつかないことになります（怖っ）優しく伸びた箇所を絞っていく我慢我慢の作業にて・・・ズリッっと擦った深い部分が線傷っぽく、塗装肌が周囲に比べて少し大粒な箇所を残すことで？バランスを取り違和感をなくしていきます（すみません、この解説超マニアックですよね！？・・・でもこのブログを見てくれている方は結構好きでしょ！？😎

オーナー様・・・もう板金塗装を覚悟されていたそうですが仕上がりをご覧いただき、”いやぁ～、こんなに綺麗になるんだね～、もう明日にはへこみがあったこと忘れちゃいます”っと大変喜んでいただけました(^^♪

デントリペア・・・実は大きさ以上に”深さと場所”がリペアの可否のポイントになるのです！とてもシビアなリペアでしたがほんとお役に立てて良かったです。。。

まだ走行４０００㌔のアルファード、塗らずに直るのならそれに越したことありませんね・・・めでたしめでたし(^^♪