深い傷がある場合・・・
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- 2017年03月02日
- デントリペア
さてさて・・・今日もトップを飾るのはスバル(^-^; 山梨県上野原市よりご来店いただいたインプレッサのオーナー様。ボンネットの目立つ場所に目立つへこみを発見(T_T) どうやら先日の強風時に木材がヒットしたかも!?っとのことでのご相談でした。
ガツッと(>_<) 擦るように当たっているためへこみの中心は磨きでは消しきれない塗装潰れを伴う線傷もあります。アルミボンネットということもあり本来ならば”要交換”を薦められるケースですね。デントリペアでの修復は可能ですがこの深い線傷が残る事も含めてオーナー様にはしっかり作業するにあたっての事前説明は必須となります。
ツールアクセスを確保してじっくりと・・・同じへこみでもアルミパネルに深いへこみとなると通常の鉄板に比べて数倍の時間がかかります。ぎりぎり物理的な限界内でしたのでこのように潰れた傷は当初の予想通り残りますがオーナー様に喜んでいただける仕上がりになりました。
さすがにここまで潰れていると厳しいですね(>_<) この潰れを無理に出そうとすると塗装割れのリスク及び伸びが発生して一気にバランスを崩すので経験上ぎりぎりの見極めでのフィニッシュとなります(最初の見極めが本当に難しいんです・・)。
こちらは都内大田区より・・・トヨタアクアのオーナー様、Aピラーに原因不明のへこみ発見(>_<) Aピラーですかぁ~~、これは困りました!?
この場所・・・工具アクセスは絶望的です(T_T) しかも指で押したような緩やかなへこみであればプーリング法でも充分綺麗にリペア可能なことがほとんどですが、こちらもしっかりと線傷を伴っているので要注意、僅かでも傷があればプーリング作業に於いての”塗装剥がれ”のリスクが高まります。
ただ!?ここでもしっかり見極めをしてリペアの可否及び可能な場合の仕上がり予測等をオーナー様にお伝えすることが私の仕事ですから(^^; 問題なのは縁にかかった線傷の一番深い箇所、リペア中のリスクも考慮して僅かながら芯が出し切れない可能性もお伝えしていざリペア!
何とかここまで(;´・ω・) さすがにこれ以上は傷部分を引っ張るのはリスクも一気に高くなりますので・・・
もしリペア出来なければ板金塗装も止む無し、というケースでしたがオーナー様にも”OK”いただき(#^^#) 他にドア2か所のリペアはササッっと問題なく完了~。費用対効果の面でも充分メリットを感じていただきました。
ふぅ~、どちらも厳しかったっす。。。(;´・ω・)