小さくても侮れず・・・(・へ・)
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- 2017年04月22日
- デントリペア
週末は私、山内がお店に常駐していると普段からこのブログ等でもお伝えしていますのでお気軽にご来店される方もとても多くなっています(有難いことです<m(__)m>)
町田市内よりお越しいただいたホンダオデッセイのオーナー様も2週間程前にご相談のためにご来店、そこで正確なお見積り・作業時間及び仕上がり予想等をお伝えさせていただきました。そして改めて本日のご予約をいただいてのご来店です。
へこみはスライドドアの下部プレスラインに3センチ程・・・デントリペアがベストと言えるケースですが決して簡単ではありません!?場所的に内張りを外しての作業が必須となりますね。
ちなみに現在でもスライドドアハンドルはこのような金属ピンで留まっている車種も非常に多いですね、それはそれは昔の車はパワーウインドーなんて装備がなかったので全てのドアのガラス窓はいわゆる”手回しハンドル”でしたからね~。その手回しハンドルも同様の構造でしたが未だにこの辺りは変わらないのですね(^-^;
んでもって!?このクリップを外す専用工具なんかもあるわけでして(手前を指で押すと先端に小さなフックが顏を出す仕組み)・・・が?しかし?こんな専用工具を持っていてもまず使わないのです!?
私の場合、昔からこの方法・・・ポリ袋を根元に回してくるっとな(^^♪ ピンが飛ぶこともなく袋に引っ掛かってくれるので超簡単です(じゃあ~、何故?専用工具買ったんだろう?←見つけて欲しくなっただけです)。
話が脱線しましたが・・・この後スピーカーを外すことで無事ツールアクセス出来ました。くっきりと深い筋も綺麗に開くことが出来たので塗装肌レベルでのリペア完了です!
こちらは・・・お預かり車両のリヤフェンダーのへこみです。これも一見すると小さなエクボだろうし簡単そうに見えるかもしれませんが違うのです( 一一) 周囲の映り込みの全くない画像にも拘わらずへこみがはっきりと確認出来るのは本当に深い証拠・・・実は難易度としては先ほどのへこみよりも高いケースなんですね!?
光りを当てて見ると?ん?既に誰かが直そうとしてチャレンジしたのでしょうか?手前に2か所ほど裏から明らかに押した痕跡・・・(>_<)
同じように見えるへこみでももう少し場所が悪かったり薄いパネルだったらリペア不可の可能性もあるケースですが今回は無事に周囲の歪みも最小限に抑えつつ塗装肌も合わせることが出来ました(^O^)/
小さくても決して侮れない・・・デントリペアは本当に奥が深く難しい(:_;) どこでも誰でも簡単に出来る技術ではないからこそ!お客様にも喜んでもらえる素晴らしい技術だと自信を持って取り組んでいます。。。