ボディ剛性の高さを・・・垣間見る!
- 投稿者:
- 2011年06月02日
- デントリペア
ポロシャツ一枚ではやっぱり寒すぎるので上着を羽織っているヤマウチです^_^; 午後時間があったので久しぶりに裏ブログでも書こうかな?と思い立ったものの気が付けばこちらのブログの管理画面にログインしていました・・・のでそのままこちらでご紹介させていただきます(^^ゞ
GT-R・・・専門店様とのお取引をさせていただいていることもあり歴代GT-Rのリペアはかなりさせていただいているほうだと思います。
R35に限らず、最もへこみが出来やすいのがリヤフェンダー、GT-Rのボディラインを象徴する場所でもあるその膨らみはどうしても他車からのドアパンチ攻撃を受けやすいのでしょうね(>_<)
この場所をリペアする際には内張りの脱着が必須となるのですが・・・どうでしょう?内張りを外しても見事なまでに開口部もなくしっかりとした作りになっています。しかしこれはほんの一部で例えばスポット溶接の数もそれは尋常ではない位の数だそうで(詳しくはこちらで)さすがに日産の技術の粋を注ぎ込んでいるだけありますね。しかしあんまりにも隙間や開口部がないと私達もリペアするのに大変なわけで(ーー;) 例えばすでにデビューから20年近くになるR32GT-Rの後期モデルのドアなんか裏の補強が超太くて私達デントリペアマンが苦しめられることも多々あります。
今回はマーキングしてある黒いシールを剥がすと小さな穴があるのでそこからデントツールを侵入させて無事にリペア完了です!
ツールさえ届いてしまえばこっちのものですからね!内張りに関しても歴代の中でも最もあっさり脱着が出来るので作業時間も全て含めて15分ほどで終了です!
これ・・・もしもデントリペアを知らなかったら??一体どうなってしまうのでしょう? いや、考えるのはやめておきましょう(^^ゞ
最後にもう一枚おまけ・・・これはリヤシートの座面、座布団ではないですよ!?超薄いのであくまでも緊急用と割り切るべきですね。でも!いいんです!GT-Rたるもの、走るために生まれた国産最速ロードカーなのですから。。。