小さなへこみでも・・・リペア方法が違うんです!?
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- 2021年07月16日
- デントリペア
MINIクロスオーバーのオーナー様、ご予約ではありませんでしたがタイミングの良いご来店でしたのでそのままリペアスタートです(^^♪
リヤハッチにくっきりと横筋状のへこみです、自転車でも倒れたのでしょうか?・・・この場所ですが上部の曲面がきついところに少し深いへこみなので油断禁物!?工具アクセスが容易だからと裏からグイグイ押すだけでは塗装面が荒れてしまいます( ;∀;)
プレスラインや曲面部分に於いてはへこみの周囲に溜まったストレスを表から叩くことによって抜いてあげることも大切!違和感のない自然な仕上がりのための必須作業となります(^^♪
こちらはレクサスLSのリピーター様、ボンネット真ん中のエクボのデントリペアとなります。
何と先日の雹被害とのことですが突然の雹で避難もままならずなす術なしだったそうですが!?何と被害はこの1箇所だけ・・・さずがレクサスのフラッグシップですね、特にこのアルミボンネットはとても頑丈です。しかし!?そのパネルがへこむということは戻す(リペア)のもちょっと大変なんです( 一一)
アルミパネルでも車種によって様々ですが同じへこみをリペアする場合には基本的に一般のスチールパネルの数倍時間がかかることがほとんど、それでもアルミパネルだからという理由だけで”パネル交換”ですね(T_T) なんて言われてしまうことも未だありますので・・・まずは専門店にてデントリペアが可能か否かの確認をぜひしていただければと思います。
トヨタハリアーのリピーター様はルーフピラーにへこみを発見(>_<)
こちらも小さなへこみですが油断禁物、芯のあるシャープデントなので何か硬いものが当たった可能性が高いですね。
この場所は裏から押すことが出来ませんので・・・プーリング法でのリペアとなりますが一回の引き出しでは芯がないので何回か強く引き出しては表からも叩いての微調整にてリペア完了となります。厳密に見ると僅かな塗装潰れが残りますが普通に見てもまず見つけることは困難なのでお車を買い替える際にも全く影響のないレベルとなります!(^^)!
小さなへこみと言えども条件は千差万別・・・毎回拝見するまではお役に立てるのか!?ドキドキでございます(;´・ω・)