日本でもここ数年は毎年どこかで雹による車両被害が出ていますね、特に先月の関東地方の広範囲に降った雹の影響は大きくかつてないほどの被害台数が発生しており少し離れている当店に於いても過去に例がないレベルでのご相談をいただいております。欧米では昔から雹によるへこみ修理に於いて”デントリペア”は極当たり前の技術でしたが日本国内では一部の車好きの間にしか知られてなく私がデントリペア技術を習得して開業した約20年前はインターネット等も発達してなかったので当然ながらほとんどの方がどんな小さなへこみでも直すとしたら”鈑金塗装”だよね！・・・という認識でした。こんなに素晴らしい技術なのに認知度が低すぎて誰も知らないんだよな～というジレンマとの戦いでもありました( ;∀;)

しかし昨今に於いて今までのへこみを直す＝鈑金塗装（交換含む）一択だったものがデントリペアという選択肢が増えることによって車を綺麗に維持したいオーナー様にとっては条件さえ合えば新車からのオリジナル塗装を維持出来るという大きなメリットに加えて材料を使用せず技術料のみという点で結果的に鈑金塗装よりもリーズナブル＆短時間（1か所数分から数十分レベル）で済むメリットを多くの方に実感していただける機会が増えたことはとても良い傾向かと思います。

あとは私も含めてデントリペアに携わる技術者一人一人がこうして認知度が高まってきたことに安心せずにご依頼いただいた目の前のへこみをきっちりリペアし続けることこそが一番大切だと考えています。

こちらは町田市内よりお越しいただいたトヨタカローラツーリングのオーナー様よりご依頼いただいたリヤドアのドアパンチ痕ですが・・・かなり深い上に補強が干渉してきつい出っ張りも出来てしまっていました(>_<)

デントリペアの難しい所のひとつとして・・・このへこみってリペア出来るの？どうなの？という可否基準です。おそらく今回のへこみもディーラーさん等では判断が難しいため今まで通り通常の鈑金塗装で直すという判断＆お見積りが出てくることでしょう(+_+)

実際のところは・・・今回のケースでも仕上がり、スピード、料金、この全てに於いてデントリペアの方がメリットがあると言えます。でもほとんどの方がディーラーさん等の言われるとおり鈑金塗装修理に出すか、小さなへこみだから我慢するか・・なんてこともあるかと( ;∀;)

日野市より・・・トヨタカローラスポーツのオーナー様、フロントフェンダーのへこみでご相談いただきました。

ちょうどプレスラインを跨いで3センチ程ですね・・よ～く見るとへこみが出来た際に付いたであろう傷があります。デントリペアでは塗装する訳ではないので磨きで消えない傷はそのまま残ってしまいます( ;∀;)　これがデメリットの一つでもあります・・・が！？

傷の程度にもよりますがこの程度の薄い傷ならば他にも意地悪な目で探せばあるレベルかと思います。へこみがなくなることで全く違和感がなくなりますので費用対効果に於いても大きなメリットを実感していただけるケースですね(^^)/

っとこうして自分が感動したデントリペアをもっと多くの方に知ってもらおうとスタートしたこのブログ（2005年スタートのココログ・・貴重な私の成長日記でもあります(^^;・・）も早18年目に突入！これからも変わらぬスタンスで皆様に喜んでいただけるよう精進しますので何卒よろしくお願いいたします<m(__)m>