神奈川県横浜市より・・・トヨタヴォクシーのオーナー様にお越しいただきました。90系ですからまだ購入して間もない新車とのことですがオーナー様、痛恨のミス！？でのご相談となります( ;∀;)

今では外板パネルも昔に比べて薄くなっていますのでボンネットを閉める際には少し上から”バシャン”と落とすのが定番ではありますが、どうしても昔の癖で指や掌で”グイッ”と押し込んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんね、オーナー様もそのお一人でして(>_<)　確かに昔の車の鉄板は硬いイメージがあって簡単にはへこまなかったような気がしますね。

ボンネットの先端は車種によって袋＆2重構造なことも多く裏からの工具アクセスが出来ないことも多々あるのですが・・・今回は大丈夫でした！でももし工具が入らなくてもこの程度のへこみでしたらプーリング法でも充分リペア可能ですのでご安心くださいませ（塗装面の劣化及び傷のないことが絶対条件になります・・）。

そして！？大変だったのが同時にご依頼されたルーフのへこみ(>_<)　駐車中に木の枝が落下して出来たとのことですがかなり深いへこみに加えて広範囲に歪みが及んでいる状態でした・・・この深さになると正直出来れば裏から確実に工具アクセスさせてリペアしたいのですがそのためにはルーフの内張りの脱着が必須、大きなミニバンですのでどうしても脱着に時間がかかることもそうですがリペア代の他に別途工賃がかかりますのでその辺りも含めてオーナー様とじっくりと考えられる修理法のメリット＆デメリットをお伝えしながら最善と思われる方法をご提案させていただきました。

今回は若干仕上がり精度が落ちる可能性もお伝えしたうえで内張りの脱着はせずに全て表からのプーリング法にて仕上げました・・・オーナー様のご希望も嫌でも目に付くボンネットのへこみがメインでルーフはそれほど気になる場所ではないのでついでに可能ならばお願いしよう！とのことでしたので今回のご提案となりました　結果僅かに塗装肌が合わない箇所等もありますが劇的に改善しましたので(^^ゞ・・・まだ新車にも拘わらずボンネット＆ルーフが再塗装なんてことになったらショックですからね。無事お役に立ててオーナー様にも笑顔が戻りました～～(^O^)／