同じエクボ状のへこみでも!?(難易度の違い)
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- 2023年05月21日
- デントリペア
武蔵野市より・・・スバルレヴォーグのオーナー様、フロント&リヤドアにドアパンチ痕のご相談でお越しいただきました。
まずはフロントドアから・・・サイズは3センチ程、ドアのほぼ真ん中ですが正面からでは確認が難しく斜めから透かして見るとこのように見えてくるというへこみ・・・どちらかというと”浅いへこみ”の部類に入るかと思います。
難易度としては優しい方なので(それでも基本的な知識&技術が備わっていることが大前提です)工具アクセスの有無に拘わらずほとんどのケースに於いて短時間且つ跡形なくリペアすることが可能となります(^^)/
そしてこちらはリヤドアのへこみなんですが!?これはちとやばい(>_<) 映り込みのない状態で尚且つ真正面から見てもここまではっきり確認出来るのはかなり深いへこみの証・・・
先程と同様の角度で作業用ライトの光を当てるとその違いがおわかりいただけるかと思います( ;∀;) ここまで深い場合は工具アクセスが出来ない場所ではお手上げのケースもございます(プーリング法では綺麗に出し切れません)、中心の塗装面に傷(塗装潰れ)が必ずありますのでへこみの位置及びパネルの厚みや性質等の状況によりどこまで違和感なくリペア出来るか等含めてリペア前にしっかり見極めて判断する必要があります。
今回は工具アクセスは問題なし、深さもありますが伸びの限界内で収まっていると判断した上でここまでリペアさせていただきました(中心の傷が確認出来るかと思います)。
芯をぎりぎりまでだしつつ斜めから見た際の歪みも調整することでリペア完了!フロントドアのへこみに比べてサイズは4.5センチと大きな差はありませんが難易度としては一気にアップ(+_+)
神奈川県相模原市より・・・スズキスイフトのオーナー様、こちらはドアパンチならぬ!?ドアでパンチ(ドアを開けた際に縁石にゴツンと当てちゃったとのこと)(+o+)
これもおわかりいただけるでしょうか?運転席ドアの下部の縁近くに正面からでもはっきり確認出来るエクボ・・・
残念ながら塗装欠けが2か所あるのでリペア後はその傷がそのまま残るケースとなります。内張りを外しての作業となりますが裏の隙間がとても狭いので工具アクセスが超ぎりぎり、こちらも難易度としてはお高めとなります(>_<)
それでもへこみがなくなれば見栄えは劇的に改善!このタッチペンで処理すればより目立たなくなるかと・・・場所的にもこれで気にならなくなれば万事OK!オーナー様にも大変喜んでいただけました(^^)/
このように同じエクボorドアパンチと言えどもその条件は様々ですので・・・その都度拝見してリペアの可否及び可能な場合は仕上がり予想&お見積りをお伝えしております<m(__)m>