よくバイクのタンクのリペアはやっていますか？というご相談がありますが・・・お電話及びメールでのご相談いただいた際には”基本的には実施しておりません”と回答しています。というのもやはりタンクの構造が特殊な事も多く給油口から工具アクセスがかなり制限されてしまったり旧車等のタンクになると塗装の劣化が激しくプーリング法も使えず自動車と同等レベルでの対応が難しいことが理由に挙げられます。バイクのタンクを積極的に扱うショップもいくつかありますがそのほとんどが燃料を抜いた上でタンク単体を送付してリペア後に送り返してもらうというスタイルですのでどうしてもという方に於いてはそのようなショップにご相談していただくようお願いしています<m(__)m>

とは言え！？直接ご来店いただいてご相談されるお客様もいらっしゃいますので・・・拝見のうえ工具アクセス等を確認してお役に立てるケースに於いては出来る範囲ではありますが対応しています。

こちらはまだ塗装の劣化もないのでプーリング法で粗だしした後に給油口からの工具アクセスにて無事リペア完了でございます。

こちらはかなり年季の入った旧車のタンクですね、タンク単体を外した状態でお持ち込みいただきました。へこみ自体は浅いので通常でしたらプーリングでいけるのですがこの塗装ですと間違いなく剥がれるのが目に見えていますのでNG(>_<)　給油口からの工具アクセスとなりますがかなり遠いのでどうにも届かない・・・

これは無理かも！？と思いましたがかろうじて届く工具がありましたので・・・何とかリペアすることが出来ました。縁に近い箇所が出し切れていないのですがオーナー様によるとちょうどシートで隠れるとのことで全く問題ありません！と喜んでいただけました～～(^^)/