”ポコン”!?っと出てからが・・本番です(^^;
- 投稿者:
- 2023年11月22日
- デントリペア
八王子市より・・・スバルR1のオーナー様、フロントフェンダーをべっこりとへこませてしまったとのことでご相談いただきました。
フェンダーアーチのプレスラインを跨いで10センチ程のへこみですが傷がないことに加えて工具アクセスの良好なフロントフェンダーなので充分リペアは可能となります。そしてお預かりしてから数十秒で!?
かなり全体が浅くなりましたね!これ、実は裏から手で優しく押すことで”ポコン”という音と共にここまで戻ったんですね(^^; こうして光を当てて斜めから見ないと一見直ったかのように見えなくもないのですがこのままの状態ではまた表から押すと元の状態に戻ってしまいますから・・・やはりこれで直ったとは言えないんですね( ;∀;) 一度へこみが出来たパネルは必ずへこみの周囲を中心に強い癖が付いてしまうのでその癖をしっかり除去してあげないと本来の仕上がり=直ったことにはならないのです。
っということでここから更に1時間以上かけてデントツールでしっかりプッシュ&表からの叩き作業を繰り返すことでパネルの張りを復活させることで!?
きっちりしっかり!リペア完了と言えるのです(^^)/
よくユーチューブ等の動画でもっと大きなへこみを”吸盤や熱湯&冷却スプレー等”で”バコン”と戻しているのを見ますがこれも同様で直ったように見えるだけで実は直ってないことがほとんどです(そんなことしなくても裏から押せば同じレベルまでは戻りますしね・・)、まあプレゼン的にはいいのかもしれませんがこれがデントリペアだと思われちゃうのは悲しいものです。いわゆる極普通の小さなエクボなんかは熱湯&冷却スプレーしたところで何の変化もしませんのでやるだけ無駄っていうやつ(+_+) もしもの時には無駄に触らずぜひとも専門店にご相談くださいね。