プーリング法が可能なへこみと・・不可能なへこみ(=_=)
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- 2024年01月28日
- デントリペア
気が付けば1月も最後の週末、ほんとこうしてあっという間にまた一年が過ぎてしまうのでしょう(-ω-)/
神奈川県相模原市より・・・MINIクラブマンのリピーター様、ルーフに僅かなへこみを発見してしまったとのことでご相談いただきました。
ドアのすぐ上に・・・小さくて浅いものの黒いボディだと目立つんですよね~(^^;
通常ルーフのへこみの場合は内張りの脱着が必須となりますがこの程度の浅いへこみで傷がなければ表から引き出すプーリング法で全く問題なくリペア可能となります。内張りの脱着が必要ないため時間も費用もその分かかりませんので費用対効果面に於いてもベストな選択ですね!
八王子市より・・・スバルXVのオーナー様、ディーラーさんで指摘されてしまったというルーフサイドのへこみでご相談いただきました。
手前が一番目立っていますがその前にも何となく!?違和感が数か所(>_<)・・・その原因として一番多いのが洗車時に手や肘を無意識に突いてしまものなんですね。
この場所(ルーフピラー)も裏からの工具アクセスが出来ないのでプーリング法での作業となります。その名の通り、引っ張って直すのですが実は引っ張るだけだけではなく表からの叩き作業が仕上がりを決める重要なポイントとなります。市販でも同様に引っ張るDIYキットがありますが浅いへこみなので引っ張ることは出来ても肝心の叩き作業で広範囲に酷くしてしまう方も多くいらっしゃいます。
最後はこちら・・・取引業者様からお預かりしている車両のボンネットですが、全く映り込みのない状態にも拘わらずへこみの中心がくっきり、これはとても深いへこみの証なんですね。
この深さ、ちとやばし( ;∀;)・・・これまでご紹介したプーリング法では太刀打ち出来ませんので確実に裏から工具アクセスさせてリペアする必要があるへこみです。
ほんの僅かでもへこみの芯を外してしまったら直るどころか却って酷くなってしまうので要注意、DIYキットも含めて絶対に手を付けずプロにご相談してくださいね。
下取り車両として入庫したそうですがリペアが出来なければオークションに出す予定だったとのこと・・・きっちりリペア出来たので自社で販売されるそう、お役に立てたようで良かったです~~(^^)