神奈川県川崎市より・・・BMW M440iのオーナー様、元旦早々にドアパンチを喰らってしまったとのことでご相談いただきました。

助手席ドアの真ん中やや上部に3センチ弱の小さなへこみ・・・これ、通常であれば工具アクセスにも全く問題ないケースがほとんどであっという間にリペア完了！という流れになりそうなんですが！？とんでもない(>_<)　先代までは問題なかった場所が現行モデルになってから何とも裏の補強が多くてアクセス不可ポイントが非常に多くて本当に困ったものです。今回は色々アクセスを探りましたがNG・・・アルミパネルに芯のあるシャープデントではありますが工具が入れば何てことないレベルのへこみでも裏から押せないと一気に難易度がアップしてしまいます( ;∀;)

オーナー様にも状況をご説明して・・・裏からのアクセスは諦めてプーリング法に切り替え、こちらはかなり強く何度か引っ張った状態ですがまだ肝心の深い芯が明らかに残っていますね(^^;・・・周囲が出ることでかなり目立たなくはなっていますがこの芯をやっつけないと不完全なリペアで終わってしまいますのでここから更に何度も引っ張っては表からも叩いて仕上げていきます（まさしく根比べです・・）。

結果、２時間程のお預かりにて（裏から押せれば数分～１０分程度でリペア可能なレベルですが・・）無事綺麗に仕上げることが出来ました(-ω-)/　しかし最近のBMWの構造はシリーズに関係なくとても複雑な構造になっているので苦戦することもしばしばです。

こちらは・・・神奈川県相模原市よりお越しいただいたレクサスGSのリピーター様。

ルーフにちょっと大きくて深いへこみ・・・ルーフなので基本的に内張りの脱着が必須になりますが今回はサンルーフ付きということが功を奏しました！？

内張りを外した際の工具アクセスの可否はサンルーフの有無により大きく異なりますが（サンルーフ付きの方がアクセスが厳しくなります）このように全開にした際に後方に隙間が出来るのでへこみの場所によってはこの隙間からのアクセスが可能となります。

まさしく不幸中の幸いですね！内張りの脱着が必要な場合はどうしても別途工賃及び時間もかかってしまいますので・・・もう少し浅ければプーリング法でも可能ですが深いへこみなので確実に裏からのアクセスが出来ればそれに越したことないので結果的にオーナー様のお財布にも優しく！前回同様に大変ご満足していただけました～～。