様々なへこみに・・・柔軟な対応を!
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- 2013年06月07日
- デントリペア
ダイハツコペン・・・ドアハンドルの上に出来たエクボ2箇所です。このようなドア上部は裏に空間がなかったり少なかったりしてツールアクセスが困難なケースも多々あります(;_:)
細いツールや薄いツールがどこからか入らないかな~?っと探るもちょっと厳しい(>_<) っとなると内張りをはじめドアハンドル等のパーツを外せば何とか入りそうな感じですが・・・
今回はそこまでせずにリペア完了です!
結論としては・・・プーリング法にて表から引き出してリペアしました(もう何度もご紹介していますのでわかりますよね)。このプーリング法についてはへこみの形状や塗装面の状態等を見極めてリペア可能かどうかを判断するのですが、今回はプーリングによるリスクもなし!そして仕上がりに於いても本来のデントリペアの仕上がり(へこみのあった箇所が特定出来ない)になると確信しての作業です。
その結果、効率良く短時間でリペア・・・お客様にも感動をお伝えすることが出来ました(^^♪ 心なしか?コペンの表情も喜んでいるように見えますね。
こちらはホンダバモス・・・やはりドアハンドル上部に出来たへこみですが先程のコペンに比べてちょっと深く折れ目が入っているようにも見えます(;_:)
全くツールアクセスが出来なければ、やはりプーリングで何とか頑張るしかありませんが・・・内張りを外してもへこみの裏に辿り着くまでけっこうごちゃごちゃしているので^_^; それらをかわしながら??
届きました~~!折れ筋も丁寧に開きながら塗装肌を違和感なく仕上げて完成!!
そしてこちらは先代の日産キャラバン ですが・・・
この場所はどこ?って感じですがいわゆるボンネットがない1ワンボックスタイプですのでこのフロントパネルは固定式・・・ツールの入るスペースがなさそうです。
プーリング法はどうか?と言えば・・・塗装面にダメージがあるのと年式から考える経年劣化からリスクが高過ぎるのでNGと判断しました。
ふぅ~~、何とかなりましたね!ツールアクセス出来るか探るためにウインカーレンズ→フロントグリル→ヘッドライトと外してみたものの、やっぱり完全に袋構造でした。
っということで今回は袋構造の下面の全く見えない部分に小さな穴を開けてそこからツールアクセスさせました。リペア後は防錆処置をしてグロメット(蓋)をして・・・ヘッドライト等のパーツを戻せば完全に隠れる部分ですので全く問題なしです。
これで復活です!!
”同じへこみは2度とない”・・・へこみも違えば場所も車も違うまさしく千差万別のへこみと対峙するためにはひたすら経験を積んで実績を上げていくしか方法はないのです。
お客様に感動していただくために日々鍛錬日々修行です。。。