デントリペア・・・ヨーロッパが発祥とされ、雹害の多いアメリカで発達。日本でも昔から自動車メーカーの製造ラインの最終チェックで僅かな歪みやへこみを直す手法（揉み出しなどと言われていましたが）として完全に定着している技術です。

へこんだら裏から押せばいいじゃないか！？　どんなお仕事でもプロの仕事を見ると、とっても簡単そうに見えるもの^_^;

でも実際にやってみると？その難しさに愕然とするかと思います。簡単に出来たら巷でどこでも誰でもやってるはずですよね？

”へこみは表ですがツールは裏”・・・コンマ数ミリのツールコントロールが出来ないと表面はボコボコになって取り返しがつかなくなってしまいますので決して真似しないでくださいね^_^;

もしご自身の愛車でチャレンジして失敗しちゃっても！？私達プロでもリカバリーが出来ないこともありますので・・・

それほど繊細で集中力を要するお仕事・・・数百万、時には数千万もする車を扱うのですから当たり前ではありますがやり直しがきかない分、リスクも非常に高い仕事なのかもしれませんね。

この場所は工具（デントツール）が全く入らず・・・要するに裏から押せない構造です。

今ではこのようなツールアクセス不可能な場所でも条件次第でリペアは充分可能です！

デントリペアにしか出来ないことがあるからこそ！・・・そして自分の信じたこの技術でお客様から”本当の笑顔”をいただけることが超嬉しいので(^^♪　それをエネルギーに、まだまだ今の自分に満足せずに突き進むことが出来るのです。

今日ご紹介した２例・・・どちらも登録前の新車です。信頼のお付き合いが出来ているからこそ、このようなお車のリペアを託していただけるということに感謝しつつm(__)m

全てのご依頼に”程よい緊張感”を持って臨んでおります。。。