シャープデント、その見極め・・・
- 投稿者:
- 2014年05月30日
- デントリペア
三菱デリカD-5のフロントドアのリペアです。
あまり写り込みのない状態での写真ですがへこみがはっきりと確認出来ますね、これが浅いへこみだったらおそらくこの角度及び写り込みの写真では確認することは困難かと思います。
要するに・・・小さくても鋭いへこみ。シャープデントとも言われているケースです。
光に当てるとこんな感じ・・・中心には僅かですが傷が付いています(;_:) 指で押したようなへこみの場合は傷や折れもないので塗装肌そのままに優しく押し上げれば肌を壊すことなくリペア完了となりますが・・・
これは中心が深く・・・このように硬く踏ん張って”ふんわり”と素直には到底上がってこないんです。
ここからは更なるリペアの精度が求められます!
同じようなへこみでも場所やパネルの性質によって裏から押した際の反応が全く異なりますので、へこみに応じたリペア方法をしっかり見極めて出来る限りの復元を目指すのが私達の仕事でもあります。
リペア完了!針の先ほどの傷が残っていますがまずわからないレベルになりました。
塗装肌にうまく紛れ込みましたね(^^ゞ オーナー様にも大満足していただけたようですm(__)m
物理的な限界はどうしようもありませんが・・・技術力でカバー出来るのであれば何とかしたいものです。。。