ミリ単位のコントロールでは・・・ダメ!?
- 投稿者:
- 2014年11月04日
- スクール
現在スクール受講されているKさん・・・いよいよ終盤にさしかかっております。
本人、集中モードですのでカメラのシャッター音には全く気付いていませんね^_^;
デントリペアのことを知れば知るほど”やばいぞ!?難しいとは思ってたけどまさかここまでとは(;_:)” っと一時期意気消沈していましたがもう後戻りは出来ませんからね!? 決して簡単ではない道のりですが本人の”諦めない強い気持ち”さえあれば絶対に壁を乗り越えることが出来ると信じています!
約2ヶ月の間、たくさんのお客様の喜ぶお顔を見ていますからね!・・・近い将来、多くの方を自身の素晴らしいデントリペア技術で魅了していけるようにラストスパートですが一緒に頑張りましょう~(^^♪
歪みを含めて3センチ弱のへこみ・・・正面からはかろうじて確認可能、こうして斜めから見るとくっきり確認出来るレベルの典型的なエクボってやつですね。
まさしく”デントリペア以外には到底考えられないへこみ”なんです・・・が!?これでも未だに板金塗装の判断をされたりすることも多く私達からしたらもちろん、また過去にしっかりした技術者にリペアしてもらったデントリペア体験者の方からしてみても”きっと、あり得ない~”っと(>_<) 非常に残念でなりませんよね。
このレベルですと、ツールアクセス等の条件にもよりますが既に綺麗にリペア出来るようになっています。
そしてこちらは・・・?さらに小さなへこみのようですが?
正面から見てはっきり確認出来るのは小さくても深い証・・・決して侮ってはいけません。
中心が点傷のようになっているシャープデント、先程のへこみは1ミリ単位でのツールコントロールが出来ればほぼ問題なくリペア可能なケースですが、これは1ミリ単位ではダメ(;_:) ミリ以下での超精密なツールコントロールが要求されるレベルとなります。
中心を裏から押す際にもし?1ミリずれたら?? 上げるべきポイントはそのままでそのすぐ脇が上がって?中心との高低差が広がって現状よりも違和感を残す結果となってしまいます、その集合体がいわゆる?”ブチブチ・ゴツゴツした仕上がりになってしまい(すみません、かなりマニアックな内容ですね^_^;)・・・
デントリペアの仕上がりの良し悪しに於いて大切なことのひとつとして、塗装肌をいかに壊さないで復元するか!というのが挙げられますが、ことスクールの受講生の方にもこの”塗装肌”にはとことん拘ってもらえるように常に指導させていただいております。
ちょっと中心を外してやばくなったのでこれは私がリカバリーしちゃいましたが^_^; まずはこのような小さくても深いへこみをきっちりリペアする技術を身に付けることが大切(基本中の基本となります)。
大きなへこみや複雑なへこみをリペアする際にも結局はこの基本が出来ているかどうか?がその先の成長過程に於いて大きな差が出てくるのです・・・
小さなこのへこみが満足にリペア出来ないうちは大きなへこみを語っちゃ~いけません(・へ・)
何はともあれ、反復練習あるのみ!
デントリペアは奥が深し!!ってお話しでした~~(^^♪