しっかり見極めます!!(・へ・)。
- 投稿者:
- 2014年11月08日
- デントリペア
11月ももう第2週です・・・早いですね~、もう年賀状の準備しなくちゃです^_^;
さて、今日は午前・午後共にご予約分のみにて一日が終了しそうです(ちょっと早めの記事投稿です)。
横浜市よりお越しいただいたのはスバルインプレッサWRXのオーナー様・・・予め写真添付のメールにてご相談いただいていましたが、どちらもリペア可能ですよ!っとご案内!してはいましたが?やはり実際に拝見するまでは私ドキドキです(←嘘だぁ~、っと突っ込んでいるそこの貴方!?本当なんですから~^_^;)。
助手席ドアに強烈なドアパンチ跡ですね(;_:) おそらく強風時にドアを持ってかれて”ズドン”でしょうか?良く見るとへこみの前が少し盛り上がっているのが確認出来ますが、これはサイドインパクトビームを固定している箇所が干渉して出っ張っているのですね・・・もし?この補強がなかったら?もっと大きくへこんでいたと思われます。
小さなエクボのようにはいきませんが作業内容は基本的に一緒・・・出っ張っている箇所をフラットに戻しつつ裏から丁寧且つ大胆?に、そしてまたちまちまと細かく塗装肌を合わせつつ歪みも処理しながらと・・・デントリペアってとっても繊細な作業なんですよ(この私のように!?^_^;)。
こっちはリヤドア・・・スバル車に限らずドア上部はツールアクセスが厳しいことが多いですね、内張りを外してもまともに工具が届きそうにありません・・・でもそこが専門店の腕の見せ所(・へ・)!ちなみにこの位のエクボですと表から引き出すプーリング法にてリペア出来る可能性もありますが年式から考える塗装へのダメージのリスクも含めてツールアクセスさせてリペアすることが最善と判断いたしました。
どうしても入らなければ引っ張るしかありませんが、ほんの少しの手間を惜しまなければ充分ツールは届きますので・・・ご覧の通り無事にリペア完了です!
オーナー様・・・実はなんやかんや?あったみたいですけど!?諦めずにご来店いただいて本当に良かったです~~m(__)m
午後からはこちら・・・川崎市よりお越しいただいた日産セレナのオーナー様。ご相談いただいたへこみがこちら・・・
フロントフェンダーの真ん中に引っ掻き傷を伴う深いへこみ(>_<) う~ん、この傷は深過ぎてデントリペアではどうすることも出来ません。特に一番深いポイントは完全に塗装も抉っていてパネルにも局地的な伸びが出ているケースです。
このようなケース、へこみの出来た場所、そしてパネルの特性(張り、硬さ、厚み等)によってどこまでリペア可能かが決まります(しっかりツールコントロール出来ることが前提です)、しかしこの見極めが本当に難しいですね(;_:) これはデントリペアに長年携わっていても判断に迷うこともあります。
それでも大切なのはご相談いただいた際には、しっかりとした事前説明をさせていただくこと、実際どこまでリペア可能なのか?残る傷はそのお客様にとって許容範囲なのか?とにかくお客様としっかりお話しさせていただいてリペアするしないに拘らず信頼関係を築くこと!
そして・・・お引き受けしたからには全力で!お客様が想像する仕上がりイメージよりも出来る限り高く!!
傷以外の塗装肌を壊さず、そして斜めから見た際の歪みも除去して違和感なく・・・ぎりぎりの見極めにてリペア完了となります。
ツールアクセス、仕上がりの見極め等々、へこみは千差万別ですから超難しい(ーー;) でも、そこがたまらなく楽しい(^^♪
オーナー様には・・・すんごい喜んでいただけましたよ~~(^_-)-☆