リカバリーして思うこと・・・
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- 2014年11月11日
- スクール デントリペア
今日はスクールの生徒さんはお休みです。
?これは?? スクールの練習用のボンネットですね、何だか表面がボコボコしちゃってますが!?何故に?そう、要するに生徒さんの”失敗作”ってやつですね(>_<) まあ、でも無理はありません、これは受講2週目に入った位に手をつけてもらったものですが結構深いエクボ(雹によるへこみ)があってしかも裏の補強にかかっていて初めてハンドツールと言われる短いツールを使ってもらったんですね。
画像右側の直接触れる部分であればコントロールし易い大きなデントツールが使えるのですが、へこみの裏は画像左側、同じへこみでも環境が変わると一気に難易度が上がってしまう(;_:) これもデントリペアがとても難しい技術であることの所以でもあります。
初めて体験するツールの感覚、コントロールを過って塗装肌がみるみるうちに壊れて平常心も保てず・・・直そうと思えば思う程”ドツボ”に嵌っていくという悪循環に堪らず”ギブアップ”(T_T)/~~~
仕方ありません・・・こうして様々な苦い経験を味わいながら徐々にレベルアップしていくしか方法はないのですから。
自分も含めて現在現場で活躍されている職人さん達は皆、こうした経験を積んで今、生き残っているのです。失敗の経験のない人なんていませんよ(・へ・)!
少しリカバリーしてみました^_^; きつく壊してしまった塗装肌は完全に復元出来ませんがかなり違和感はなくなりましたね・・・よく生徒さんが帰ってからこうしてリペア箇所をリカバリーするのですが、自分自身もデントリペアを始めた頃の気持ちを思い返すことが出来るのです。
まさしく”初心忘れるべからず”ですね。
ちなみに今回リカバリーに使った工具はこちら・・・
骨の隙間に入れて捻って使うデントツール&表から叩くためのハンマー&ポンチ・・・たったこの3点だけ(^^ゞ
シンプル故に奥が深く難しい技術・・・それがこの”デントリペア”なんです!
簡単ではないからこそ・・・その壁を乗り越えろ!!チャレンジャー。。。\(◎o◎)/!