諦めないで良かったです~~(;_:)
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- 2015年01月07日
- お知らせ デントリペア
渋谷区よりお越しいただきましたスバルレガシィのオーナー様・・・アルミボンネットの前方のへこみのご相談をいただきました。
気がついたらへこんでいたとのこと・・・オーナー様、まずはディーラー様に駆け込んでご相談するも!?
これは”アルミボンネットなのでリペアも板金も不可能”とのことで出てきたのは”ボンネット交換”のスペシャルなお見積り(@_@)。オーナー様もこの程度の小さなへこみで交換は勿体無いとその場は撤退・・・次にいつも行かれているというカー用品店にご相談、そこで取り扱いメニューの中のデントリペアなるものを知り店員さんの”直ります!”の言葉を信じてお車を預けて・・・その結果!?
工具が入らなかったみたいなので直りませんでした・・・という悲しい宣告(T_T)/ う~ん、どうやら裏に障害物があってデントツールが思うように入らなかったと推測されます。
デントリペアという技術・・・これは完全な手作業、つまり職人仕事ですから、まずリペアの可否に関しては直接私達職人が拝見して正確な判断が下せるもの。どうしても作業そのものが単純で簡易リペア的なイメージを持ってしまいがちですが実はとてつもなく奥が深く難しい技術となります。当然ですが職人さんによって出来るへこみや仕上がりレベルにも差が出てくるわけで(汗)・・・またデントリペアのメリット&デメリットも含めて職人さん(ショップ)によってここまではリペア、それ以上は板金塗装をおすすめするといった”線引き”がなされていることも事実です。
でも!?ですね!?この線引きがあまりにも低すぎると”デントリペア”って大したことないじゃん(;_:)っと思われてしまいますのでこれはちょっと問題かと思います。
ちなみにこのボンネットのリペアは約15分程で完了いたしました(^^♪
決して私・・・腕自慢をしているわけではありませんよ^_^; へこみの状態だけを考えれば基本中の基本ですので工具、いわゆるデントツールが入れば全く問題のないリペアです(もし?本当に工具が入らなかったとしてもプーリング法が出来る職人さんであればリペアは可能なへこみです=要するに直るんです^_^;)。
たまたま私はこのへこみの裏にうまく入るツールを持っていただけ・・・とも言えます(スクール卒業生の方へ!?・・・皆さんも持ってますから大丈夫(^^♪)。デントツールも海外を中心にいくつものメーカーがあり年々改良・進化していますので大切なのは現状に満足することなく情報収集&勉強を怠ってはいけないということだと思います。
今回はオーナー様が諦めずに、そしてたまたまご縁があって当店にお越しいただけたのですが、おそらくほとんどの方は同じご経験をされたら諦めしまうのではないでしょうか?せっかくデントリペアがベストなへこみなのに(もどかしいんです~)・・・本当に勿体無いと思います。
オーナー様にはとっても喜んでいただけて・・・”来て良かった~~”っと仰っていただき私もとても幸せな気持ちになりました(^_-)-☆ 結局ボンネットの他にもフェンダー、ドアと計6箇所をリペアさせていただきましたm(__)m
ほんと諦めないでご相談いただけて良かったです~~。。。